歴史

ウイリアム・モギー社製4インチ屈折赤道儀

この望遠鏡は、山崎正光が1912年にニュージャージー州プレインフィールドのウイリアム・モギー社から購入した「B-240」という望遠鏡です。口径4インチ、焦点距離56インチで、鏡筒は磨かれた真鍮で出来ています。
日本に持ち帰りますが、1944年に五藤光学を退社して高知県佐川町に帰る時、ボン星図や星表とともに五藤光学が譲り受けました。元々は、重錘式の運転時計が付属していましたが、現在は失われてありません。

≪参考写真≫
ウイリアム・モギー社は、1908年にニュージャージーの中心地プレインフィールド(正確にはノースプレインフィールド)に移ります。
従って、焦点調整用のノブには、W & D・MOGEY 、PLAINFIELD・NJ とあります。(2020年12月26日)

Photo by 児玉光義
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