五藤式天体望遠鏡「4インチ 半移動型赤道儀」
木製で三角形の櫓に組んだ「半移動型赤道儀」は3インチと4インチがあり、昭和11年のカタログから現れます。この4インチ半移動型赤道儀は、昭和13年に製作され立川高校に納入されたものです。その後、立川高校で長年太陽黒点の継続観測に活躍し、11年間の観測結果は昭和33年の「日本学生科学賞学校賞」に応募され見事第一位になりました。その後、この望遠鏡は役割を終えて生まれ故郷の五藤光学研究所に戻ってきました。
Photo by 児玉光義
木製で三角形の櫓に組んだ「半移動型赤道儀」は3インチと4インチがあり、昭和11年のカタログから現れます。この4インチ半移動型赤道儀は、昭和13年に製作され立川高校に納入されたものです。その後、立川高校で長年太陽黒点の継続観測に活躍し、11年間の観測結果は昭和33年の「日本学生科学賞学校賞」に応募され見事第一位になりました。その後、この望遠鏡は役割を終えて生まれ故郷の五藤光学研究所に戻ってきました。