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CP+2013望遠鏡セミナー

ご案内

CP+2013開催期間中、望遠鏡、双眼鏡に関する各種セミナーが開催されます。エンジョイフォトセミナーでは、東山正宜氏による「新聞報道と天体写真 1面の写真はどう撮られたか」についてご紹介いただきます。

 また、展示ホール内望遠鏡ゾーンでは、(一社)日本望遠鏡工業会会員様のご協力による天体・野鳥に関する望遠鏡セミナーを毎日開催いたします。どちらのセミナーも受講は無料ですので、ぜひ、お立ち寄りください。

エンジョイフォトセミナー 開催スケジュール

講演名: 「新聞報道と天体写真 1面の写真はどう撮られたか」
講師: 東山 正宜氏
開催日: 2月3日(日)14:30-15:30
場所: アネックスホール2階、ステージB、F202、講演は無料、定員200名
*エンジョイフォトステージのプログラムは、下記ホームページをご覧ください。
http://www.cpplus.jp/seminar/enjoy-photo.shtml

 

■講演内容説明文:
 小惑星探査機「はやぶさ」の帰還や東京スカイツリーの上にぽっかり乗っかった中秋の名月、金環日食、国際宇宙ステーションの太陽面通過など、朝日新聞の1面に掲載された天体写真と、その撮影の裏話についてお話しします。また、デジタルカメラによる都会の星の写し方と陥りやすい罠についても解説します。


■講師プロフィール:
朝日新聞科学医療部記者。1975年香川県生まれ。
名古屋大学理学部卒、素粒子宇宙物理学専攻修了。
宇宙飛行士の若田光一さん、野口総一さんの帰還を取材。
小惑星探査機「はやぶさ」帰還の写真で東京写真記者協会賞特別賞。
比較明合成を用いた「都会の星」で2012年、リコーギャラリーで写真展を開催した。

望遠鏡セミナー 開催スケジュール  PDFダウンロード

開催場所:望遠鏡ゾーン「日本望遠鏡工業会ブース T-06」


1月31日(木)
時間 セミナー名称 講師名 協力会社名 ジャンル
12:30~13:30 「今日から始める星空趣味指南」 吉田 偉峰 ㈱ビクセン 天体
14:00~15:00 「横浜で撮る天体写真(Part1 星野写真編)~デジタル一眼で楽しむ横浜の星空~」 山田 久美夫 CP+実行委員会 天体
15:30~16:30 「横浜で撮る天体写真(Part2 月面写真編)~小口径望遠鏡で楽しむ月面写真~」 山田 久美夫 CP+実行委員会 天体


2月1日(金)
時間 セミナー名称 講師名 協力会社名 ジャンル
11:00~12:00 「ワイドズームアイピースでデジスコ」 石丸 喜晴 興和㈱ 野鳥
12:30~13:30 「超望遠撮影を楽しもう! --野鳥、飛行機、ネイチャーフォト--」 中野 耕志 興和㈱ 野鳥
14:00~15:00 「大彗星がやってくる!しくじらない観測と撮影法」 大野 裕明 ㈱ビクセン 天体
15:30~16:30 「月を観察しよう。望遠鏡でたずねる月の名所めぐり」 鈴木 雅晴 五藤テレスコープ㈱ 天体


2月2日(土)
時間 セミナー名称 講師名 協力会社名 ジャンル
11:00~12:00 「Nikon 1でのデジスコーピング~天体とミクロの世界」 中村 昌弘 ㈱ニコンビジョン 天体
12:10~13:10 「野鳥撮影講座」 叶内 拓哉 興和㈱ 野鳥
13:20~14:20 「フィールドスコープによる野鳥撮影アラカルト 」 吉野 信 ㈱ケンコー・トキナー 野鳥
14:30~15:30 「双眼鏡で写真が上手くなる!?自然観察と光学機器活用のススメ」 高野 丈 ㈱ニコンイメージングジャパン 野鳥
15:40~16:40 「星景写真に挑戦しよう」 大西 浩次 ㈱ビクセン 天体


2月3日(日)
時間 セミナー名称 講師名 協力会社名 ジャンル
11:00~12:00 「初めての天体写真 ~写してみたい“ほうき星”~ 」 島田 敏弘 ㈱ビクセン 天体
12:30~13:30 「超望遠撮影 デジスコ入門」 石丸 喜晴 ㈱ニコンイメージングジャパン 野鳥
14:00~15:00 「身近な野鳥を撮ろう!野鳥撮影に必要な機材の選び方入門」 近 勝之 ㈱ケンコー・トキナー 野鳥


講師ご紹介

 

石丸 喜晴(いしまる よしはる)


○プロフィール:
2000年頃、超望遠撮影「デジスコ」と出会い傾倒、デジスコ文化の普及に勤める。
焦点距離3000mmに至る超望遠撮影の機材開発や撮影法で多数の特許を得る。
デジスコ撮影に関する著作「デジスコ入門」「デジスコがわかる」「デジスコビギナーズブック」などの入門書、野鳥雑誌やカメラ雑誌の記事著作、スコープメーカー・カメラメーカーなどの開発サポート。講演会・講習会講師「CP+写真教室」「ニコンサロン」「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」などカメラ業界及び野鳥関係団体主催講習会を歴任。
現在、株式会社デジスコドットコム代表取締役。

■2月1日(金):11時~12時  一回目(協力:興和㈱)
講演名称・内容/「ワイドズームアイピースでデジスコ」についてご紹介いただきます。

■2月3日(日):12時30分~13時30分  二回目(協力:㈱ニコンイメージングジャパン)
講演名称・内容/「超望遠撮影 デジスコ入門」についてご紹介いただきます。


 

大西 浩次(おおにし こうじ)


○プロフィール:
日本星景写真協会監事 長野工業高等専門学校教授 天文学者であると共に、星景写真の写真家でもある。昨年は、2012年金環日食日本委員会の副委員長として「金環日食の感動を安全に」をテーマに金環日食の広報活動を行っていた。全国各地で星景写真展を開催している。

■2月2日(土):15時40分~16時40分
○講演名称・内容/「星景写真に挑戦しよう」
街の中で見上げた星空、街灯に埋もれそうに成りながらも、力強く輝く星々、山の中で見上げた星空、周りの光景に負けずに主張する明るい星々、そして、雲と見間違えるような明るい天の川。こんなすばらしい星空を記録したいと思っても、難しい事と思っていませんか。いま、デジタルカメラを使うと、簡単に撮影できます。さらに、超小型赤道儀を使うと天の川が良く写ります。望遠鏡を使った星景写真も良いですね。この星と風景の写真=星景写真のいろいろな撮影法を紹介しましょう。

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大野 裕明(おおの ひろあき)


○プロフィール:
田村市・星の村天文台台長
天体写真家の藤井旭氏に師事して約50年間、一緒にオーロラや皆既日食などの観測時に撮影法を仕込まれました。そのお陰で様々な天文現象を観測し撮影してきました。その知識を直接、伝授することを喜びとしています。星雲・星団のスケッチ集や観察の手ほどき書等、著書多数。

■2月1日(金):14時~15時
○講演名称・内容/「大彗星がやってくる!しくじらない観測と撮影法」
今年は大彗星が2月から3月にかけてと年末の2度、やってくると予想されています。ほうき星と言われる語源通りに、彗星は竹ぼうきのように長い尻尾をしていますが、これまでに見たことが無い方も多いことでしょう。今回の彗星は太陽に接近した姿も見られるかも知れませんので、安全な観測方法と記録に残すための撮影法を伝授いたします。

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叶内 拓哉(かのうち たくや)


○プロフィール:
野鳥写真家として作品を撮る傍ら、成人学校、カルチャースクール、自治体主催の自然観察会などで、バードウォッチングや野鳥写真の撮り方などを指導。「調布自然の会」代表として、年数回の自然観察会を開いている。また、写真集の他、多数の著書・共著書があります。なお、氏はスコープとデジタル一眼レフによるデジタル写真撮影を得意とされております。
写真集「鳥景色(講談社1984)」「鳥華抄(文一総合出版1989)」「花見鳥(文一総合出版1993)」、「家のまわりで見られる鳥50種─バードコールであそぼう(岩崎書店2002)」、生態写真集「梟(文一総合出版2001、大沢八州男 山本純郎共著)」など。著書:「野鳥写真の撮り方(文一総合出版)」、「ポケット図鑑日本の鳥300(文一総合出版2005)」など、多数

■2月2日(土):12時10分~13時10分
○講演名称・内容/「野鳥撮影講座」をご紹介いただきます。

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近 勝之(こん かつゆき)


○プロフィール:
1965年 会津若松市生まれ 
(株)サイトロンジャパン アストロ・バードショップ「シュミット」シニアアドバイザー 2000年より天体望遠鏡を活用した野鳥撮影を始める。
大手量販店セミナーやJTBセミナーなど講師を多くつとめる。
主に東京湾岸の干潟や河川、首都圏近郊の都市公園で出会える身近な野鳥の観察や撮影を楽しみながら、実践から得られた最適な野鳥観察機材や撮影機材を提案活動中。

■2月3日(日):14時~15時
○講演名称・内容/「身近な野鳥を撮ろう!野鳥撮影に必要な機材の選び方入門」 についてご紹介いただきます。

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島田 敏弘(しまだ としひろ)


○プロフィール:
株式会社ビクセン 企画部 カスタマー課 課長
ビクセンテクニカルコンサルタント
幼少時に見た北斗七星に興味を持ち、小学生時代から天体望遠鏡を使って天体観察に没頭。星と野鳥好きが高じ1993年に望遠鏡メーカーである株式会社ビクセンに入社。現在は機材フィールドテスト、天体観測アドバイザー、カルチャースクール講師など担当。

■2月3日(日):11時~12時
○講演名称・内容/「初めての天体写真 ~写してみたい“ほうき星”~ 」
“ほうき星”とは“彗星(すいせい)”のこと。“彗星”は太陽に近づいた少しの期間だけ尾をのばします。さらに“肉眼で見られる大彗星”は10数年に一度と言われていますが、2013年はそんな“神秘的な姿をもった彗星”を2つも見ることが出来るかもしれません。天体写真は初めて…というみなさんも“これから話題になる大彗星”を写真に残してみませんか?「ポータブル赤道儀」を使えばさらにワンランク上の写真が残せます。
~神秘的な彗星の天体写真をみなさんのアルバムの1ページに加えてみましょう~

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鈴木 雅晴(すずき まさはる)


○プロフィール:
1949年新潟県生まれ。小学校4年生の時に望遠鏡を自作。以降、天体観測が趣味となる。(株)五藤光学研究所にて望遠鏡、プラネタリウムの仕事をする。映像制作の演出家。 博覧会、テーマパークなどの映像企画を数多く手がける。自宅のある埼玉県入間市のプラネタリウム館で天文ボランティアとして活動している。
小惑星 5,850番に「 Masaharu 」という名前が命名されている。
現在は五藤テレスコープ株式会社 取締役社長。

■2月1日(金):15時30分~16時30分
○講演名称・内容/「月を観察しよう。望遠鏡でたずねる月の名所めぐり」
月はどんな天体だろうか。写真で眺める1か月の月の姿。
月は最初に望遠鏡を向けるのに、一番適した天体だ。
どんな望遠鏡を使えばよいか。倍率と見え方について。
月のクレーターって、どのくらいの大きさ?
月にも名所がたくさんある。月の欠けぎわをねらえ。
名所めぐりにはガイドブックが必要。
さあ、それでは名所めぐりに出発!
月の写真を撮影してみよう。

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高野 丈(たかの じょう)


○プロフィール:
ネイチャーフォトの撮影に取り組んでいる内に、都立井の頭恩賜公園に残された身近な自然の魅力と大切さに気づき、2005年に自然観察会「井の頭かんさつ会」を立ち上げ、毎月井の頭公園での自然観察会を開催中。井の頭池の餌やり問題、外来種防除などの環境保全活動にも取り組む。
同年「井の頭バードリサーチ」を立ち上げ、365日毎日鳥類相を調査・記録中。今までに138種の鳥類を確認、内12種が環境省レッドリストで絶滅危惧種にリストされている希少種ということを明らかにし、 そのデータに基づいて意見書を作成するなどし、各種開発や環境改変行為に対して提言する活動を行っている。2010年の井の頭公園西園整備設計に関して当初計画の修正を実現。2012年秋の全国都市緑化フェアTOKYOにおいても計画の見直しを実現。新聞、雑誌、TVなど紹介多数。

■2月2日(土):14時30分~15時30分
○講演名称・内容/「双眼鏡で写真が上手くなる!?自然観察と光学機器活用のススメ」についてご紹介いただきます。

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中野 耕志(なかの こうじ)


○プロフィール:
1972年神奈川生まれ。東京農業大学農学部卒業。
大学在学中より野鳥や野生動物、風景などの写真作品を雑誌やカレンダーなどに発表する。とくに野鳥や飛行機などの“飛びモノ”の撮影を得意とし、近年では海外取材も多い。
著作物に写真集「谷津田小宇宙(家の光協会)、「F-14トムキャット」(ソフトバンククリエイティブ)、CD-ROM写真集「Living Landscape~無垢の情景~」がある。

■2月1日(土):12時30分~13時30分
○講演名称・内容/「超望遠撮影を楽しもう! --野鳥、飛行機、ネイチャーフォト--」についてご紹介いただきます。

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中村 昌弘(なかむら まさひろ)


○プロフィール:
株式会社ニコンビジョン第二設計部。
ファーブルフォト、ファーブルフォトEX、天体アイピースNAVシリーズ設計担当。

■2月2日(土):11時~12時
講師:㈱ニコンビジョン 中村 昌弘
○講演名称・内容/「Nikon 1でのデジスコーピング~天体とミクロの世界」
デジスコーピングは野鳥撮影だけではなく、月惑星のような天体撮影や、昆虫、花を顕微鏡撮影することもできます。Nikon1やニコンカメラを使って手軽で美しい天体とミクロの世界を楽しんでください。

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山田 久美夫(やまだ くみお)


○プロフィール:
1961年 横浜生まれ。DigitalCamera.jp運営。小学校4年生より天体写真をはじめ、その後、普通の写真撮影の世界に入り、79年よりフリー写真家に。作品集「Natural」「ドイツ・色と光」などを出版。作品展も多数開催。83年よりカメラ専門誌に執筆を開始。デジタルカメラは創世期より携わり、現在に至る。デジタルカメラグランプリ審査委員長。カメラグランプリ2012特別選考委員。近年、生まれ育った横浜で、手軽な機材での天体写真を楽しんでいる。

■1月31日(木):14時~15時
○講演名称・内容/「横浜で撮る天体写真(Part1 星野写真編)~デジタル一眼で楽しむ横浜の星空~」
天体写真というと、本格的な機材を使い、空の暗い場所に行かなければ撮れないというイメージがある。だが、いまや、横浜のような光害地でも、市販のデジタル一眼と携帯用赤道儀、一般向け画像処理ソフトなどを組み合わせることで、光害地とは思えない天体写真を楽しむことができる。
 セミナーでは、明るい横浜の夜空で実際に撮影した、冬の星座やアンドロメダ銀河、オリオンの大星雲。さらに、光害地での撮影が難しい北アメリカ星雲やバーナードループなどの画像を紹介。撮影機材や撮影テクニック、最大のポイントになる撮影後の画像処理方法などを実演。これから天体写真を楽しみたい方はもちろん、天体写真を撮りたくてもなかなか空の暗い場所まで撮影に行けずに諦めている星好きの方にも、この手法でぜひ天体写真を楽しんで欲しい。

■1月31日(木):15時30分~16時30分
○講演名称・内容/ 「横浜で撮る天体写真(Part2 月面写真編)~小口径望遠鏡で楽しむ月面写真~」
写真好きなら、一度はチャレンジしてみたい月の写真。月面写真なら、都会でも気軽に撮影でき、近年の望遠鏡やデジタルカメラの高画質化により、手軽な5~7cm程度の小口径な屈折望遠鏡でも、かなり良質な写真が撮れるようになった。さらに、RAWデータで撮影し、画像処理ソフトで最適化することで、従来の大口径望遠鏡に迫る解像感を得ることもできる。
 セミナーでは、実際に2.5cmから12cm程度までの、比較的手頃な価格帯の屈折望遠鏡で撮影した月面写真や、カメラ機材の選択や撮影方法、シャープネスを高める画像処理方法までのポイントを紹介する。
 都会でも、天体写真の知識がなくても、十二分に楽しめる月面写真の世界をぜひ楽しんで欲しい。

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吉田 偉峰(よしだ いほう)

○プロフィール:
MICAS事業団 本部代表役員 一戸町観光天文台 総括責任者
純粋に星空を楽しむことをテーマに、学生時代から多くの天体観察イベントの運営に参加。出身地、岩手で「盛岡星まつり」や「いわて星空フェスタ」等を主催する。2008年からは、全国屈指の星空を持つ一戸町天文台の台長を務める。

■1月31日(木):12時30分~12時30分
○講演名称・内容/ 「今日から始める星空趣味指南」
星空の楽しみ方は様々。知識や経験、機材の有無に関わらず、気楽に楽しむ方法はたくさんあります。「簡単で難しい」、「面白く奥が深い」、星空趣味を今日から始めてみませんか?天体写真や望遠鏡のことだけでなく、日常生活のいたるところにある星空の魅力をお伝えします。

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吉野 信(よしの しん)


○プロフィール:
1943年生まれ。桑沢デザイン研究所リヴィングデザイン科卒業。1972年フリーの写真家として独立。その後、日本国内だけでなく世界中を回り、野生動物や自然の姿を写し続けている。おもな写真集に「ロッキーの野生」「タイガーオデッセイ」「水の譜」「吉野信自然美術館全5巻」など。著書に「アフリカを行く」「野生のカメラ」「アナログカメラで行こう1&2」「ブロニカ」など多数。「野生の詩」「北アメリカの自然と野生・自然は神、野生は友」「夢大陸・アフリカ」「ワイルドライフ」などの個展も多数開催している。最近は、撮影以外にも各種フォトコンテストの審査や講演も行っている。
(社)日本写真家協会会員。(社)日本写真協会会員。

■2月2日(土):13時20分~14時20分
○講演名称・内容/ 「フィールドスコープによる野鳥撮影アラカルト」についてご紹介いただきます。

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